アウトドア＆ミリタリーのセレクトショップ　　　　　　『ＰＫウェーブ』

PKウェーブ店長のトピーです。

ZERO-VISIONの取り扱いを始めました。
新商品のZV-303、ZV-302は、軽量ポリカーボネイト採用で強度は抜群、レンズがクリア、イエロー、スモークグレー、調光ブラウンと4枚付属、
アメリカ規格協会(ANSI Z87.1-2003)認定商品、UV400（紫外線を99%以上カット）そして、度付きレンズを装着できるインナーフレーム付きというフル装備で、この価格はお買い得です。

ZV-303は、取り外しが可能なガスケット（汗止め用パッド）が付属しています。



◎ZERO-VISION ZV-303







◎ZERO-VISION ZV-302
  

PKウェーブ店長のトピーです。
今回は、ダットサイトのダットのサイトイン、明るさ、パララクスです。


■ダットのサイトイン（ゼロ調整）

ダットサイトは銃に取り付けた後、その銃の弾道に合わせ、調整しなければなりません。
その調整方法は簡単ですが、気をつけななければならない点もあります。

弾がダット（赤い点）で示す場所より左下に当たる場合、撃った弾道を上に調整するため、上下調整ネジをＵＰ方向に回します。
同様に撃った弾を右に移動させるという意味で、Ｌ（右）の方向へ回します。
ダットの調整ネジは、1クリックで0.5インチ（１００ｍ先）移動します。







■ダットの明るさ
ダットの明るさは、使用する場所によって調節します。
明るい場所では明るく、暗い場所では暗くして使用します。
明るい場所で暗いダットでは見えなくなります。また暗い場所で明るいダットにするとダットにハレーションがおきて、眩しくて見えなくなります。
また、明るいと滲んで大きく見えますので、長距離射撃時は暗くした方が狙いやすくなります。
スイッチは、”11”が最も明るく、”１”が暗くなります。


■パララクス（視差）について

銃身線とダットの光軸線が銃に取り付けた状態で8cmだとすると、100m先にてサイトインすると、50m先では4cm、25m先では6cmの差が生じます。
そのため、近くの目標物を狙うときに若干、上方を狙って撃ちます。
100m以上の場合は、わずかに下方を狙います。
※ただち、視差は大きくとも8cm以下ですので、あまり神経質になることはありません。





  

PKウェーブ店長のトピーです。
今回と次回、あらためて真面目にダットサイトについて、を記載します。




今回は、ダットサイトの優位性と注意点です。


■ダットサイトの優位性

ダットサイトは、銃器の照準器として優れているとされています。
それは、瞬時に照準ができ、近い目標物でも遠い目標物にも対応できるからです。
しかも、両目を開けたまま照準ができるため、目の疲れも抑えられます。

5mぐらいの至近距離から100mぐらいまでが得意の距離とされていますが、200m射撃での集弾もライフルスコープ使用での射撃とほぼ同等で裸眼射撃とは比較にならないくらい優れています。
ダットサイトを使用することで射撃の精度が確実に向上します。

通常の銃に付いている照星、照門は、目標点を含め3点を認識しなければならないため、照準に時間がかかります。
また、目標物の下半分は隠れてしまうなど、不利な点があります。
ダットサイトのの照準は赤い光の点で示すことで、光の点の方から目に飛び込んでくるので、人間が認識するのが非常に早くなります。


■ダットサイト使用時の注意

ダットサイトは、非常に正確に狙える照準器で、すばやく照準できます。
素早く照準できるように以下の点にご注意ください。

・両目照準　
　ダットサイトを使用する場合は、必ず両目を開けて照準します。
　右構えの時は右目でダットを見て、左目も同時に目標物を見ながら照準します。
　左構えの時は左目でダットを見て、右目も同時に目標物を見ます。

・ダットに目を近づけすぎない
　ダットサイトに目を近づけすぎると、ダットサイトの枠で視界が遮られ、視界が狭くなるため、目を近づけすぎないようにします。

・顔を傾けない
　顔はまっすぐ前を見て、銃とダットサイトを目の前に持ってくるように構えます。
　照星、照門を使用して長距離を狙うように顔を傾けストックに押し付けるような構えはしません。
　顔を傾けた構えをすると、移動しながらの照準ができなくなります。